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堀本裕樹さんの「十七音の海」、解りやすかった。100以上の俳句の鑑賞本なのだが、俳句を作ったことの無い人でも楽しく読めるんじゃないかと思った。読み手に対して親切に書かれている。この本は持ち歩こう。俳句は勉強すればするほど未知なことが増える。終わらない旅。

愛妻家の橋本夢道の句、顔が赤くなる。
自由律俳句。
「あれを混ぜこれを混ぜ飢餓食造る妻天才」
「馬鹿なこという妻を叱らないで黒猫飼っている」
「妻よおまえはなぜこんなにかわいんだろうね」

川上弘美の「はつきりしない人ね茄子投げるわよ」
日下野由季の「銀漢や一生分といふ逢瀬」
堀井春一郎の クリスマス「君と結婚していたら」

俳句って、楽しいなぁ。
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降り積もる雪雪雪。鬱憤でも溜まってたかな。暦の上では春なのに。今朝は五時半に起きて、調子が良い。朝の作業が一番捗る。
昨日笑っちゃったんですが(ごめんね)、ある会員から「わかっていたんですが、ごめんなさい!」とメール。「はて?」と思ったら、猥褻と言われたのは自分の句かもと誤解したようでした。そして、言われてみればそーか、って感じでした。実は、私も自分の句のことかなと、ちょっぴり思ったのでした。言われる方も言う方も、勇気が入りますよね。大切なことです。

昨日のピコ太郎、感動しました。感動と言えば一昨日のニュースの特集。19歳の時に肝臓に癌が見つかって余命数ヵ月と言われ、それから五年の女性が映っていました。癌が転移して落ち込んで弱音吐いて泣いても、また前を向き、自分の気持ちに素直で、美しい女性でした。彼氏がまた良くて、彼女が癌であることを「あまり関係なくない?」と。彼女は「えー、関係あるよー」と、笑っていました。二人の関係が良いなと思いました。結婚を決めたようでした。

自分が彼女の立場になったら、そんな風でいられるのかな。でも、きっと彼女のことは思い出すだろうな。今はどうか解りませんが、講演も行っていると出ていました。

ゆらゆら揺れるってことはボキッと折れることは無いんじゃないかなと、最近思いました。あ、自分のことですね。
先日初めて、妙へのある投句作品に対して、卑猥か否か?俳句か否か?品位が大切です!と言われました。理由も解りますし、どうしよう?と思いました。しかし、今ではこういうのも面白いなと思うようになりました。それについて、他の何人かの真面目な意見を聴くことも出来ました。猥褻さに限らず、嫌だと感じる対象は人それぞれ。私も同じです。なるようにしかなりません。

ある会員はこう言いました。
「品位は大切です。しかし、品位よりも生きた言葉かどうかが最も大事です。
人目を気にしたかっこつけた俳句ばかりになったら面白くないですし、俳句の幅が縮みます。
俳句の中で好き嫌いはあると思いますが、差別なく、卑猥な句や品位のない作品も全て生きられるように大きく臨みたい、と自分は思う」

良き仲間に恵まれました。これからも色々話し合って、楽しくやっていきたいなと思います。 

因みに、過去に発表された日野草城の連作「ミヤコ ホテル」。「完全なフィクション」であり「エロチシズム濃厚なテーマ」を詠んだ作品は、高浜虚子の逆鱗に触れ、「ホトトギス」同人を除名されております。いつの時代も程度の差はあっても、あまり変わらないものですね。

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届きましたよ、石崎志亥主宰率いる「梁山泊  創刊号」。ワクワクしますよね。鴇八舟のコラムも掲載されています。
※題字は山谷芳弘先生です。

角川俳句一月号、面白かったなぁ。小津夜景、鴇田智哉、月野ぽぽなとか気になる俳人がまた増えました。そして、今なんの俳句の本を読んでいても黒艦隊のお祭りのことを考えてしまいます。今から緊張もそうなんですが、誰のどの句を取り上げようか、悩みます。2月10日まで提出しないとで、進行表なども送られてきてドキドキですが、角川なんかで私なんかよりもっと若い人たちがガンバっているのを見ると私もやらねば、と思いますね。
辛いこともあるけれど、俳句のことを考えていると楽しいです。それは、俳句とは相思相愛の気がするからです。